恐怖と現実のギャップ
私は人に命を奪われる恐怖を抱えながら生きてきました。
これは過去生に由来するものだと私は考えています。
詳しく話すと、明治か大正時代に私は7歳前後のアジア系の男の子でした。路線電車が街中を走っていたのが印象に残っています。
私は少しぼんやりした子供でした。すると私の眼の前にシルクハットを被り、色付きメガネをかけた男性が現れました。
その男性は急に私へと襲いかかってきました。
男性は私の首を絞めました。すごい力でした。私は窒息するまえに、喉の骨を砕かれて死にました。理由のわからない恐怖。きっと私の見た目が気に食わなかったのだろうと感じて悲しくなったのを覚えています。
ちなみに、このシルクハットの男性は、今生の従兄弟の父親に容姿がそっくりです。
しかし私の現実は恵まれていました。
この恐怖が幻想だとでも言うように周りの人たちは優しい人ばかりで、お金に困ったこともない豊かな暮らしをさせてもらいました。
暴力なんて一度もなかったです。…いえ、一度だけ祖母に人前で往復ビンタをされた事があります。あの時に感じた屈辱と羞恥は今でも忘れておりません。
でもそんなこと、虐待だとかネグレクトの家庭に比べれば、天と地です。
私の家庭はとても良い家庭だった。最善ではないけれど上位10%には入る家庭だったはずです。
でも、私の中の恐怖は消えませんでした。私は親を親と思えませんでした。彼らは私を観察している研究員で、私は人間じゃない何か異質な生き物なんです。
それなのに見える風景はキレイな花畑でした。
そのギャップが私に現実感を失わせて、私が生きていく世界の土台を作れなくしてしまったのだ。私はそう考えています。
彼らの行動にもそれを助長させる物がありました。
私が心の底から助けを求めると、皆が嫌そうな顔をするんです。
迷惑そうな顔。子供の私は困惑しました。彼らは親なのに、何もしてくれない。そうして行き着く先が現実逃避です。
私は記憶を飛ばすようになりました。暴力がなかったので脳に損傷がなく、一時的なもので済みましたが、小学6年生あたりまでは頻繁に記憶が飛んで、知らない間に友達が増えていることが多くありました。
自分の中の潜在意識の反映として、この世界が映し出されているらしいです。
ならばこれこそが、私の本来認識している世界の有り様だったのです。
皆に怯えて信頼していないから、いざという場面で私は見捨てられるのです。
ここまでは数秘33とは関係ないような、世界に安全な場所が無いと感じる原因について語ってきました。
次は数秘33が感じている「周囲とのズレ」をテーマに考えを書いていきます。
異星人の言葉を使う数秘33
言語が通じていないと感じるときがあります。
私は普通に話しているつもりなのに、相手がキョトンとしたような顔をしています。
これはどういうことでしょうか?
俺の顔に見惚れちまったのかな?いっけね、メガネ掛けるの忘れてたぜ。
どこかの動画で見た内容なのですが、
自分の喋る言葉が「グゲゴゴゴ、ガゲギゴゴゴ」
と翻訳されて、皆から距離を置かれてしまう可愛そうなキャラクターの描写がありました。
これがまさしくドンピシャで、幼少期の私はいつもこの感覚を味わっていました。
私が意志を表に出して喋ると皆が変な顔をするんです。
親だって大人達だって同じでした。理由を尋ねても、私の内容が伝わっていない訳ではないと言います。ただ何か、隙間が空いてしまったような、時間が少し飛んで言語が伝わったような、そんな言いようのない不安感を私に与えるのでした。
私が化け物だったとして、私からすると相手が化け物に見えました。
不気味な惑星に降り立ったのだと、逃げて隠れなくてはいけないと私は思いました。
そうして、彼らに擬態できるように一生懸命に行動を観察し、行動を模倣しました。
自分の本当の姿を隠して生きていかなくてはならないのです。
そんな世界で安心を感じることが出来ますか? いいえ、私には無理でした (._.)
でも生憎と、私には演技の才能があったようです。
日々、人々のマネが上手くなりました。
その結果、人から好かれるようになりました。
人は皆、都合のよい人間が大好きなんです。自分よりも少し劣っていて、自分が安心できる存在を求めています。だから、そんな人間になってあげれば、皆が私に話しかけてくるようになるのです。
数秘33の献身も、私を皆の中に溶け込ませる大事な力でした。
この地球の大多数の人って、相手の話をちゃんと聞かないですよね。
だから、私たち数秘33が何気なくやってる「傾聴」が、相手にとっては滅茶苦茶親身に話を聞いてくれていると感じるみたいで、めっちゃ気に入られるんです。
愚痴とかが多くてダルい場面もあるけど、敵よりも味方になってくれることが大きなメリットなんですよね。自慢じゃないけど、マジで金銭面と人間関係で悩んだことないかもしれないです。それくらい人間にとって都合のよい存在になれていたということですね。
友達が作れないって人居ますけど、私たちみたいに相手の話をちゃんと聞くだけで、友達一杯できるのにね。なんて、傲慢に思っていたりした学生時代でした。
ただ問題は、演技をやめてしまったらどうなるか。ですね?
そうです。私たちが「我」を出すようになると急に雲行きが怪しくなります。
あれれ~おかしいなぁ、僕達はキミの話を聞いてあげたよねぇ、なんで僕の話を聞こうとしないのかなぁ??(*^_^*)
まぁ、このような私たちを搾取するクズのことは欄外に置くとして、
重要なポイントは私たちの考えを理解してくれる人、もしくは追いつける人が滅多に存在しないことです。
何気ない会話、何気ない感想、何気ないアドバイス
全てに首を傾げられます。意味不明です。いや頭使って考えてよ、なんで1~10まで説明しないと理解できないの? その前に理解できないなら質問してよ。え、なに? 理解できないところが理解できないの? ふーんそっかぁ…。
10人と会話していたら、10人が私のことを変な目で見ます。
もう数秘33の自己肯定感はボロボロです。どうじで、こんなごとするんですかぁ(; _ ;)
数秘33は優しいです。
だから相手のことよりも自分を責めます。
「私の伝え方が悪かった」「私の発音が悪かった」「私が悪かった」
でも、こうやって自分を責めて考えて、対策を建てようとしても分からないんです。
もうこれは発している言語が違うとしか考えられません。
単純に言葉の意味が相手に通じていないのです。相手は地球語を話しています。私は宇宙語を話しています。どちらが悪いですか?そうですね、宇宙人ですね。
こんな世界で安全を感じるなんて不可能です。
皆が爬虫類のトカゲに見えます。トカゲの産卵シーンを見て興奮できるか?
何が言いたいかというと、人自体が気味の悪い形をした異質なものに見えてくるようになるのです。人間の造形ってぜんぜん可愛くない!!!
私たちは人間なのですか? ならどうして会話すらまともに出来ないのですか?
私たちの努力が足りていないのですか? いいえ、それは違います。
私は人よりも一杯安全について考えてきました。この地球が変なんです。え、ワガママを言うなって?? わかるわかる、人生って大変だよねぇ (*^_^*)凸
世界のバグと三次元の肉体について
この章では、また数秘33とは関連がない話題になるかもです。
私が人を人形のようにしか思えなくなった体験です。
知り合いと会話している場面を想像してください。
貴方は彼らと楽しいランチタイムを味わっています。
……おや?数秘33くんの顔色がおかしいです。どうしたのでしょうか??
知り合いがフリーズしたロボットみたいに、固まって動かなくなった経験がありますか?
これは発言にドン引きされて固まったとか、そういったどうこうではなく、世界のバグとも呼べる現象についてです。2000年代によく起こっていました。
本当にピタっと相手が動かなくなるんです。
会話している最中に急になることが多かったです。親がですよ、子供のわたしは怖くて怖くて、信頼できる大人が居ない家で過ごすハメになりました。
しばらくすると何事もなかったように動き出すんです。
当然のごとく、私が質問しても「なに言ってるの??」と変な顔をされて終わりです。
普段から私の意見なんて深く考えない親ですから、私の疑問や不安など何も解消してくれないまま会話は終了。
この経験をしてしまってから、人が人形のように見えて怖くてしかたありません。
2000年周辺では、世界自体がフリーズして「白色?灰色」ちっくな見た目になって動かなくなることもありました。
おそらくですが、あの時代にはプログラムの書き換えが頻繁に起こっていたんでしょうね。まさしくマトリックスの世界観です。
次第にそういった「わざとらしい」世界の違和感は無くなってきました。完成度が上がった世界になったみたいですね。
これは私が夢でみたことや妄想を現実だと勘違いしているのだと思っていました。
でも、あるとき占星術をしている女性のブログで同じ記載を見ました。
これはすごいことです。私が頭おかしいわけじゃなかったのです。
その女性は映画の「リング」を例えに出して、この現象について説明を述べていました。もう7年以上前のことで、どのサイトだったかも忘れてしまいました…。
スピリチュアル全開で星詠みをする、まじですごい人のブログだったのを覚えています。
その人が書いていた内容で「私には星詠みしかできない」みたいな独白が印象に残っています。
わたし含めて、3次元の肉体はプログラムで動く人形です。
本質は操縦者であって、私たちがしている苦労は劇の一部でしかありません。
それを理解させるために起こった出来事だったのでしょう。
私としては人間として生きたいと思っているので、こうした「お節介」はノーセンキューなのですが、魂が人間を卒業したいと思っているのだから仕方ないね。
数秘33が楽しめる世界とは
私が際立って変な人間ですか?
いいえ、数秘33の人たちは少なからず違和感を持っているはずです。
「無償の奉仕」
これ自体が異常です。この感性は人間ではないのです。
私たちは宇宙人です。だからどうやっても、人間に馴染むことができないのです。
相手が幸せになってほしいです。そして本音を言うなら、私たちもその輪に入って仲良くしたいです。
でも、その輪に入ることは本質的にできないと理解しています。
私たちは傍観者で、彼らが幸せになったのを見届けて本来の星に帰るのだ。そんな考えがずっと私を孤独にしています。
私の身近には仲間と呼べるような人が居ません。
私から怯えて探しもしないのだから、当たり前の帰結ですが、それでも皆は恋人を作っているじゃないか。ならこれは努力不足だけではないはずだ。
そんな非モテな私ですが、動画の向こうならたくさんの同じ存在がいることに気付きました。
いえ、昔からわかってはいたのですが、何処か自分とは関係ないものだと思っていたんですよね。なんでしょうね、この関係ないなって感覚。
動画を作ってUPしてくる存在に対して、意識して感謝する習慣をつけてみました。
すると仲間意識は芽生えないのですが、それらの動画から「勇気」が貰えていることに気付きました。
簡単な話なのですが、「共感」の感情こそが人を安心させる大きな要素なんですね。
私の中にある満たされない孤独が、彼らの言葉によって活性化するのが感じられます。
それに気付いてから、本当に有り難いなと思って、私も同じように誰かの力になってみたいなと思いました。
地球は今、大きな変革の時代に入っています。
これは妄想ではありません。私自身も強く実感している真実です。
初めに世界の変化を感じとったのは「2025年2月8日」のことでした。この日、私は世界がもう大丈夫だと直感で理解しました。
もうこれからは人々が苦しまなくても大丈夫な世界になるのだと、なぜか心で理解できたのです。
恥ずかしい話ですが、この感覚を受信してからすぐに泣いてしまうようになりました。
人々がもう苦しまなくてよくて、やりたいことが出来る世界になるんです。
私はそれが見たくてこの地球に産まれたのだと思ったのでした。
数秘33にとってお金なんてゴミです。ゴミは言いすぎたけど、正直いって行動を制限するだけの邪魔な要素だよね。
それが大きく変わってくれるのです。
世界が先に変わってくれるのです。すごいよね。私たちが出来なかったことをいとも簡単に成し遂げてくれるんだ。宇宙ってすげーぜ。
私は皆が幸せにならないなら、こんな世界いらないと思っていました。
私は苦しむ人を見るたびに世界をリセットしたくなるからです。
この世界で息を吸っていることが私にとっては苦痛なんです。
でもそんな人達が私たちの前から存在しなくなる、そんな夢物語みたいな世界がやってきます。
これは妄想だとか、現実逃避なんかじゃありません。
だから、私たち数秘33は首を括らなくても楽しく生きていけます。
後悔ばかりの人生だったけど、これからは産まれてきて良かったと思える人生になります。
安全な場所が欲しかったよね。これからは手に入りますぞ。
私たちの貢献が報われる時代になります。
苦しんで生きてきた褒美としてはどうでしょうか…? 正直いって、こんな苦労はしたくなかったし、苦労の報酬だと言われてもちょっとモニョるよね。
それでも私たちは「人々の幸福」を願わずにはいられません。
だからこそ、人々が活力をもって生きていく時代を見られることこそが、何よりの私たちを喜ばす人生の最終到達点だと思うのです。
これを思う今でも、人生を歩んでいる自分の姿が見えません。
でも、人々が幸せで満たされているなら、私は何も不満がありません。
だから私はこの時代が必ずやってくると信じて、今日も前向きに美しいエネルギーを世界に向けて送り続けています。